◆ オペラ Opera ◆
クラシック芸術の分野でも世界一の才能が集まり、華麗な舞台や公演が行われているNY。豪華プログラムが出揃う、秋から春のシーズンに是非一度訪れてください。
豪華絢爛。きらめくシャンデリア、幕間にかたむけるシャンパングラス。秋冬のニューヨークで、世界最高水準のオペラが手軽に楽しめるのがニューヨークです。思いっきりドレスアップしていつもと違う空間を楽しんでください。
世界四大歌劇場の一つに数えられるメトロポリタン・オペラも、一般席なら$25で楽しめてしまうのは、芸術を愛するNYだからでしょう。本格ファンでなくても圧倒的な歌や豪華なセットは存分に楽しめます。気軽に観たい、聴きたい人には、カジュアルな服でも大丈夫な上段の席や立見席もお勧めです。
● メトロポリタン・オペラ Metropolitan Opera
創立1883年、通称メト(MET)と呼ばれています。豪華キャスト、世界一贅沢と言われる舞台装置、実力派指揮者ジェームス・レバインのオーケストラを擁する世界最高峰のオペラの一つです。劇場のメトロポリタン・オペラハウスは、赤い絨毯に美しいシャンデリア、らせん階段の豪華な空間です。
【シーズン】 9月〜翌5月 www.metopera.org
【料】 $26〜、オーケストラ席 $95〜
● ニューヨーク・シティ・オペラ New York City Opera
1943年創立。アメリカ人キャストが中心で、メトの壮大な舞台に比べて、より斬新な演出や現代音楽化による新作を上演しています。
ニューヨーク州立劇場
【シーズン】9月〜11月、3月〜4月 www.nycopera.com
【料】 $27〜
【あ行】
・ウェーバー ( Carl Maria von Weber ) 〈 1786年 〜 1826年 〉
魔弾の射手 オベロン
・ヴェルディ ( Giuseppe Verdi ) 〈 1813年 〜 1901年 〉
オベルト 偽のスタニスラオ
ナブッコ 十字軍のロンバルディア人
エルナーニ 二人のフォスカリ
ジョヴァンナ・ダルコ アルツィーラ
アッティラ マクベス
群盗 海賊
レニャーノの戦い ルイザ・ミラー
スティッフェリオ リゴレット
トロヴァトーレ 椿姫
シチリア島の夕ベの祈り シモン・ボッカネグラ
仮面舞踏会 運命の力
ドン・カルロ アイーダ
オテロ ファルスタッフ
・オッフェンバック ( Jacques Offenbach ) 〈 1819年 〜 1880年 〉
天国と地獄 ジェロルスタン女大公殿下
ラ・ペリコール ホフマン物語
【か行】
・グルック ( Christoph Willibald Gluck ) 〈 1714年 〜 1787年 〉
オルフェオとエウリディーチェ
・ケルビーニ ( Luigi Cherubini ) 〈 1760年 〜 1842年 〉
メデア
・グリンカ ( Mikhail Ivanovich Glinka ) 〈 1804年 〜 1857年 〉
イワン・スサーニン
・グノー ( Charles Francois Gounod ) 〈 1818年 〜 1893年 〉
ファウスト ロメオとジュリエット
・カールマン ( Emmerich Kalman ) 〈 1882年 〜 1953年 〉
チャールダーシュの女王 伯爵夫人マリツァ
【さ行】
・シューマン ( Robert Alexander Schumann ) 〈 1810年 〜 1856年 〉
ゲノフェーファ
・スッペ ( Franz von Suppe ) 〈 1819年 〜 1895年 〉
美しきガラテア ボッカチオ
・スメタナ ( Bedrich Smetana ) 〈 1824年 〜 1884年 〉
売られた花嫁
・J・シュトラウス2世 ( Johann Strauss ) 〈 1825年 〜 1899年 〉
こうもり ヴェネツィアの一夜
ジプシー男爵 ウィーン気質
・サン=サーンス ( Charles Camille Saint-Saens ) 〈 1835年 〜 1921年 〉
サムソンとデリラ
・サリヴァン ( Arthur Sullivan ) 〈 1842年 〜 1900年 〉
ミカド
・ジョルダーノ ( Umberto Giordano ) 〈 1867年 〜 1948年 〉
アンドレア・シェニエ
【た行】
・チマローザ ( Domenico Cimarosa ) 〈 1749年 〜 1801年 〉
秘密の結婚 宮廷楽士長
・ドニゼッティ ( Gaetano Donizetti ) 〈 1797年 〜 1848年 〉
アンナ・ボレーナ 愛の妙薬
ルクレツィア・ボルジア マリア・スチュワルダ
ランメルモールのルチア ロベルト・デヴリュー
ラ・ファヴォリータ 連隊の娘
シャムニーのリンダ ドン・パスクワーレ
ポリウート
・ドリーブ ( Leo Delibes ) 〈 1836年 〜 1891年 〉
ラクメ
・チャイコフスキー ( Pyotr Ilyich Tchaikovsky ) 〈 1840年 〜 1893年 〉
エウゲニー・オネーギン スペードの女王
・ドヴォルザーク ( Antonin Dvo?ak ) 〈 1841年 〜 1904年 〉
ルサルカ
・ドビュッシー ( Claude Achille Debussy ) 〈 1862年 〜 1918年 〉
ペレアスとメリザント
・チレーア ( Francesco Cilea ) 〈 1866年 〜 1950年 〉
アドリアーナ・ルクヴルール
【な行】
・ニコライ ( Otto Nicolai ) 〈 1810年 〜 1849年 〉
ウィンザーの陽気な女房たち
【は行】
・パーセル ( Henry Purcell ) 〈 1659年 〜 1695年 〉
ダイドとエネアス
・ヘンデル ( Georg Friedrich Handel ) 〈 1685年 〜 1759年 〉
エジプトのジュリアス・シーザー セルセ
・ペルゴレージ ( Giovanni Battista Pergolesi ) 〈 1710年 〜 1736年 〉
奥様女中
・パイジェッロ ( Giovanni Paisiello ) 〈 1740年 〜 1816年 〉
セビリャの理髪師
・ベートーヴェン ( Ludwig van Beethoven ) 〈 1770年 〜 1827年 〉
フィデリオ
・ベルリーニ ( Vincenzo Bellini ) 〈 1801年 〜 1835年 〉
海賊 カプレーティ家とモンテッキ家
夢遊病の娘 ノルマ
ベアトリーチェ・ディ・テンダ 清教徒
・ベルリオーズ ( Hector Berlioz ) 〈 1803年 〜 1869年 〉
ベンヴェヌート・チェッリーニ トロイ人
・フロート ( Friedrich von Flotow ) 〈 1812年 〜 1883年 〉
マルタ
・ボロディン ( Alexandr Porfirevich Borodin ) 〈 1833年 〜 1887年 〉
イーゴリ公
・ポンキエルリ ( Amilcare Ponchielli ) 〈 1834年 〜 1886年 〉
ジョコンダ
・ビゼー ( Georges Bizet ) 〈 1838年 〜 1875年 〉
真珠採り カルメン
・ボーイト ( Arrigo Boito ) 〈 1842年 〜 1918年 〉
メフィストーフェレ
・フンパーディンク ( Engelbert Humperdinck ) 〈 1854年 〜 1921年 〉
ヘンゼルとグレーテル
・プッチーニ ( Giacomo Puccini ) 〈 1858年 〜 1924年 〉
妖精ヴィルリ エドガール
マノン・レスコー ラ・ボエーム
トスカ 蝶々夫人
西部の娘 つばめ
外套 修道女アンジェリーカ
ジャンニ・スキッキ トゥーランドット
・ファリャ ( Manuel de Falla ) 〈 1876年 〜 1946年 〉
はかなき人生
・バルトーク ( Bela Bartok ) 〈 1881年 〜 1945年 〉
青ひげ公の城
・ベルク ( Alban Berg ) 〈 1885年 〜 1935年 〉
ヴォツェック ルル
【ま行】
・モンテヴェルディ ( Claudio Monteverdi ) 〈 1567年 〜 1643年 〉
オルフェーオ ユリッセの帰還
ポッペーアの戴冠
・モーツァルト ( Wolfgang Amadeus Mozart ) 〈 1756年 〜 1791年 〉
バスティアンとバスティエンヌ ポントの王ミトリダーテ
アルバのアスカニオ ルーチョ・シッラ
シピオーネの夢 偽の女庭師
牧人の王(羊飼いの王様) クレタの王イドメネオ
後宮からの逃走 劇場支配人
フィガロの結婚 ドン・ジョヴァンニ
コシ・ファン・トゥッテ 魔笛
皇帝ティートの慈悲
・マイヤベーア ( Giacomo Meyerbeer ) 〈 1791年 〜 1864年 〉
ユグノー教徒 アフリカの女
・ムソルグスキー ( Modest Petrovich Musorgsky ) 〈 1839年 〜 1881年 〉
ボリス・ゴドノフ ホヴァンシチーナ
・マスネ ( Jules-Emile-Frederic Massenet ) 〈 1842年 〜 1912年
〉
マノン ウェルテル
タイース ナヴァラの娘
・マスカーニ ( Pietro Mascagni ) 〈 1863年 〜 1945年 〉
カヴァレリア・ルスティカーナ 友人フリッツ
【やゆよ】
・ヤナーチェク ( Leo? Jana?ek ) 〈 1854年 〜 1928年 〉
イェヌーファ カーチャ・カバノヴァー
利口な女狐の物語 死者の家から
【ら行】
・ロッシーニ ( Gioacchino Rossini ) 〈 1792年 〜 1868年 〉
婚約手形 ひどい誤解
絹のはしご 試金石
ブルスキーノ氏 タンクレーディ
アルジェのイタリア女 イタリアのトルコ人
イギリス女王エリザベッタ オテロ
セビリャの理髪師 チェネレントラ(シンデレラ)
泥棒かささぎ 湖上の美人
セミラーミデ コリントの包囲
モゼ ウィリアム・テル
・ロルツィング ( Albert Lortzing ) 〈 1801年 〜 1851年 〉
ロシア皇帝と船大工
・リムスキー=コルサコフ ( Nikolay A. Rimsky-Korsakov ) 〈 1844年 〜
1908年 〉
金鶏
・レオンカヴァルロ ( Ruggero Leoncavallo ) 〈 1858年 〜 1919年 〉
道化師 ラ・ボエーム
・R・シュトラウス ( Richard Strauss ) 〈 1864年 〜 1949年 〉
サロメ エレクトラ
ばらの騎士 ナクソス島のアリアドネ
影のない女 アラベラ
ダフネ カプリッチョ
・レハール ( Franz Lehar ) 〈 1870年 〜 1948年 〉
メリー・ウィドー ルクセンブルグ伯爵
パガニーニ ロシアの皇太子
ほほえみの国
・ラヴェル ( Maurice Joseph Ravel ) 〈 1875年 〜 1937年 〉
スペインの時 子供と魔法
【わをん】
・ワーグナー ( Richard Wagner ) 〈 1813年 〜 1883年 〉
リエンツィ さまよえるオランダ人
タンホイザー ローエングリン
トリスタンとイゾルデ ニュルンベルクのマイスタージンガー
ラインの黄金 ワルキューレ
ジークフリート 神々の黄昏
パルジファル
『蝶々夫人』は華やかなオペラですが、実は日本女性の悲劇的な愛の物語です。明治時代の長崎、没落士族の娘で、家を助けるために芸者になり、アメリカ海軍中尉ピンカートンに見初められ、身請けされた蝶々さん。
「ある晴れた日に」は、夫に裏切られたことも、もうすぐ子どもと引き離される運命とも知らず、三年も戻らない夫を「きっと帰ってくるわ」と、蝶々さんが歌う悲しい愛の歌です。
難しい役といえば難しいのですが、この蝶々さんは結婚した時は15歳。裏切られ、「恥に生きるよりも、名誉に死ぬ」と自ら命を絶った時も18,19歳だったでしょう。
ある晴れた日に
海のはるかかなたに煙がひとすじ見え船の姿が現れる
真白い船が港に入ってくると礼砲がひびきわたる
見える?
帰っていらしたのよ!
けれども私はお迎えには行かないわ
向こうの丘の端に立って待つの
いつまでも、どんなに長く待っても辛くないわ
まもなく町の人々の間からひとりだけ抜け出してこの丘を登ってくるわ
だれでしょう?その人は?
ここへ着いたらなんと言うでしょう?
遠くからきっと「蝶々さん」と呼ぶわ
でも私は返事もせずに隠れるの
からかうのよ、ほんのちょっと
久しぶりに会うので喜んで死んでしまわないように
そうすればあの人は心配になってきっと呼ぶわ
「美女桜の香りのようなかわいい奥さん」と
あの人がここへ来たとき、私につけてくれたあだ名なのよ
(スズキに)おまえに話しておくけれどきっと実現するわ
おまえが心配していても私は信じているのだから
『トーゥーランドット』は、中国の北京が舞台の童話風の物語です。
ダッタン人の王子カラフは、美しいトゥーランドット姫に一目惚れします。けれど彼女は氷のような心の持ち主で、花婿になる条件の三つの謎を解けなければ、容赦なく首をはねました。そのために、何人もの王子が犠牲になりました。
カラフは謎解きに挑戦し、次々と答えを言い当てました。
ところがわがままなトゥーランドット姫は、それでも結婚は嫌だと言い張ります。
そこでカラフは逆にトゥーランドット姫に謎を出します。明日の朝までに私の名を言い当てたら、あなたに私の命を捧げましょうと。
星空の下、宮廷の庭はものものしい雰囲気が漂います。トゥーランドット姫は北京の役人たちに、彼の名前が分かるまで誰も寝てはならないと厳命を出したのです。
夜を徹して町中、彼の名を知っているものがいないか捜索が行われます。
そこでカラフがのんきそうに歌うアリアがこの「誰も寝てはならぬ」です。
誰も寝てはならない、寝てはならない
あなたもそうだ、皇女さま
あなたの冷たい部屋でごらんなさい
愛と希望にふるえる星を
しかし私の秘密は私の胸にある
私の名前を誰も知ることはできない
そうではない、あなたの唇に私がいう、光が輝いた時
そして私のくちづけは、沈黙の中に
あなたを私のものにする
◆ クラシック音楽 Classic ◆
● ニューヨーク・フィルハーモニー New York Philharmonic
マーラー、トスカニーニ、バーンスタインらが現代音楽監督を務めた世界トップクラスの交響楽団です。2002年以降は、ロリン・マゼールが指揮をしています。
エイブリー・フィシャー・ホール
【シーズン】9月〜翌6月 www.newyorkphilharmonic.org
●リンカーン・センター Lincoln Center
1960年代に再開発が進み、6棟の施設からなる世界最高水準のパフォーミング芸術複合劇場施設です。中でもメトロポリタン・オペラ・ハウスは、メトロポリタン・オペラ、アメリカン・バレエ・シアターの本拠地として多彩なプログラムで知られています。
毎年夏に行われるLincoln Center Festivalには、日本から一流のパフォーマーも出演します。Lincoln
Center Festival 2004には熊川哲也の主催するK-Ballet Companyや、中村勘九郎の「平成中村座」が招待されました。K-Ballet
Companyを観ましたが、日本からのお客様も多く、有名人も沢山来ていました。
Lincoln Center Festival 2005には藤原竜也(22)主演、蜷川幸雄演出の舞台「近代能楽集」が招待されました。
【所】 62nd St 66th St at Columbus Ave (62nd St と 66th Stの間)
【交】 地下鉄@H線 66 St駅から徒歩すぐ。
www.lincolncenter.org
● メトロポリタン・オペラ・ハウス Metropolitan Opera House(アッパー・ウエスト・サイド)
秋〜春はメトロポリタン・オペラ、5,6月はアメリカン・バレエ・シアターの公演が行われます。
【所】 リンカーンセンター内
【交】 地下鉄@H線、66丁目駅からすぐ
212-362-6000 Box Office 10:00〜20:00、(日 12:00〜18:00)
●ニューヨーク州立劇場 New York State Theater(アッパー・ウエスト・サイド)
9月〜11月はシティ・オペラ、5,6月と11月末〜1月初めはNYシティ・バレエの公演が行われます。
【所】 リンカーンセンター内
【交】 地下鉄@H線、66丁目駅からすぐ
212-870-5570 Box Office 10:00〜23:00、(月 10:00〜19:30、日 11:30〜19:30)
●エイブリー・フィッシャー・ホール Avery Fisher Hall(アッパー・ウエスト・サイド)
7,8月は「モーストリー・モーツァルト」。秋〜冬はNYフィルの公演があります。海外アーティストの客演も沢山あります。
【所】 リンカーンセンター内
【交】 地下鉄@H線、66丁目駅からすぐ
212-875-5030 Box Office 10:00〜18:00、(日 12:00〜18:00)
●カーネギー・ホール Carnegie Hall(ミッドタウン)
音響効果の良さで有名なクラシック音楽の殿堂です。2804席のメインホール「アイザック・スターン・オーディトリアム」では、連日、世界超一流の音楽家のコンサートが行われる。
【所】 154 W. 57th (6th Aveと7th Ave)
【交】 地下鉄 N,Q,R,W線 57thからすぐ。
212-247-7800 Box Office 11:00〜18:00 www.carnegiehall.org
日本でもテレビドラマ化され話題になった、フジコ・ヘミングさんの Fujiko Hemming Piano Recital
2004に行きましたが、なんと言うんでしょう・・・心にグッと響くものがありました。音響効果もさることながら、フジコさんの表現力は素晴らしいものがあると思いました。
私達が一度はどこかで聴いた事がある、誰でも知っている曲を中心に弾いてくれたのも、楽しめた要因の一つだったと思います。
2005年は加山雄三のYuzo Kayama Benefit Concertが開催されました。
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